今年前半の分岐点をチェック。 クイックテクニカル分析

【USDJPY】

ドル円は大きい流れでは上昇基調にあると考えられますが、直近では方向感の無い推移を続けています。105円台を回復したかと思うと、すぐに叩き落されてしまい105円手前での推移が続いています。

大きなイベント前ということもあり積極的な動きとなりにくいといったところでしょうか。また、昨年から積みあがっている円売りポジションの調整もここにきて活発化しているようにも思えます。

下の日足チャートからは105.40近辺がレジスタンスとしてしっかりと上値を抑えていることが確認できます。このラインをしっかりと超えてくるとストップ買いも誘発し上昇力が強まると考えられます。そして現在103.75(赤線)~105.40(緑線)の約165Pips幅のレンジと考えると、レンジの上限の105.40に165Pipsを足した107.05(水色線)、節目の107.00の辺りが次のターゲットとして浮上してくると考えることができます。

逆に下方向へ動いた際レンジの下限である103.75を割り込んでくる動きとなった場合には12月上旬にレジスタンスとなった103.4、直近の安値である102.45近辺、また、さきほどのレンジの下限である103.75からレンジ幅の165Pipsを引いた102.10(紫線)がサポートの目安と考えられます。

また、RSIは59を示していることから現在は売られ過ぎ、買われ過ぎのいずれにも大きく傾いていない状態と考えられます。

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【EURUSD】

ユーロドルは大きな方向感を見失ったままの推移を続けていますが直近ではダブルトップを形成し下落基調が強まってきています。

しかし、1.345-1.36近辺では昨年後半に揉みあいを続けたゾーンということで、すんなり下落というのは難しそうにも見えます。このゾーンを下抜けると下落のスピードが加速すると考えられます。まずは11月7日の安値近辺である1.33が意識され、下抜けると週足でさらに大きなダブルトップ形成となり下落をさらに強める可能性が高まります。

上昇場面では1.38を上抜けた場面では頭の重い推移を続けていることから、このラインをしっかりと終値ベースで抜けてくると中長期的視野では節目の1.4、2011年10月の1.42まで視野に入れることができると思われます。

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【GBPUSD】

ポンドドルは年初、1.66到達後は調整主体の売りによって1.6337近辺まで下押し後、上昇に転じています。その後は1.65台を回復することはできずに今日を迎えています。依然として現在は大きな方向では上方向を向いている状況と考えられます。

しかし、油断は禁物です。昨年後半にレジスタンスとして数回上値を抑えその後サポートとして活躍している重要なラインである1.626が迫ってきています。

このラインを割り込んでしまうと、日足チャートでヘッド&ショルダー類似の形を形成し下落が加速すると考えられます。以前ににダブルボトムのネックラインとなった1.61、節目の1.6、昨年後半にサポートとして活躍した1.59等を視野にいれた下降トレンドとなる可能性が高まります。

反対に上方向はまずは節目の1.65をしっかりと上回れるかどうかをしっかりと確認、さらには年初、また2011年8月に上値を抑えた1.66、2011年4月の1.6745、さらに上昇すると中長期的な視点で月足チャートでみると、2005年11月のサポートであり、2009年8月のレジスタンスである1.7045近辺が視野に入ります。このラインを抜けると。長く続いたレンジ取引からの脱出となり上昇の勢いはさらに加速する可能性が高まります。

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【AUDUSD】

AUDUSDは0.882から0.9の狭いレンジ内での推移が続いています。現在は上値の重い状況が続き下値を探る展開となっています。

大きな流れでの下落トレンドから転換できるかどうかの分かれ目に差し掛かっている場面であり、このまま下落トレンドが続くのか、トレンドなしの状況、または上昇トレンドへと転換できるかどうかをしっかりと確認していきたいところです。

下落トレンド継続の重要なサインとして意識されるのが昨年12月18日の安値である0.882(赤線)を下抜けるかどうかになります。

下抜けると更に売り圧力が加速し、月足チャートで見ると0.81近辺までも視野に入る大きな下落につながる可能性も浮上します。

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佐藤 甲
OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。彼女募集中。 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
佐藤 甲

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