主要通貨ペアの中長期的見通し・・・ドル円

基本的には円売り圧力強いが短期的に調整の可能性残る。

2014年上半期 予想レンジ 93.80-115.00

2013年は欧州不安の後退、アベノミクス、日銀の異次元緩和、FRB量的緩和縮小への期待などから底堅い推移を見せたドル円は年末に高値を更新し105円台中盤に迫る水準での推移となっています。

月足チャートでは今年5月の高値103.73(青色)をしっかりと上抜け更なる上昇期待を膨らませています。心理的節目である105円をしっかりと上抜けてきたことから当面のターゲットは2008年8月の高値である110.66近辺(緑色)が意識されることとなると考えられます。

その前に立ちはだかる上値抵抗線として考えられるのは、1998年8月の高値と2007年6月の高値で形成される下降トレンドライン(茶色)、2002年2月の高値と2007年6月の高値で形成される下降トレンドライン(紫色)が挙げられます。

前者には早ければ106円台中盤、後者は110円近辺で接触する可能性が高いです。先ほどの2008年8月の高値である110.66近辺とも近いことから、この水準を抜けることが出来るかどうかに注目が集まります。しっかりと上抜けて推移すると2007年6月の高値124.13(黄緑色)も視野に入ってくると考えられます。

下抜けることは想定しにくいですが、サポートの目途としては節目の100.00、今年6月に押し目の底となった93.77近辺が意識されると思われます。この水準を下抜けるとさらに下落速度が加速する可能性があるため注意が必要です。

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USDJPY月足チャート

123

 

223

現在のある材料からはドル円は底堅い推移となることが想定されますが、相場での円売りが過熱している感も否めません。

ポジション状況から推察すると現在、かなり大きな割合で円売りポジションに傾いている状況が続いていることが推測されます。下の投機筋の通貨先物のポジション状況からは過去に見られないほどの円売りに偏っていることが確認できます。何らかの大きな円買い材料が出てくるような状況に陥った際に彼らがポジションを巻き戻してくると下落スピードもそれなりに早くなると考えられます。

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投機筋の通貨先物ポジション状況

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佐藤 甲
OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。彼女募集中。 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト
佐藤 甲

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